『ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム』の内容、復習も込めてまとめます。

手を持ち上げるために収縮した力こぶを弛めることで、重力に任せて腕を落下させ、打鍵していたのです。さらに面白いことに、大きな音を鳴らそうとすると、ピアノ初心者の場合は、肘を伸ばす筋肉(上腕三頭筋)をより強く収縮させていたのに対し、ピアニストは力こぶをたくさん弛めていました。
 『ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム』より

筋力を使うのではなく、重力の助けを借りるイメージですね。
重力をかりて(ウクレレのストラムの場合)手首を軸に手を落とすくらい簡単そうですが、
筋力を完全に弛めてしまっては、毎回同じ大きさの音しか鳴らせません。

音量に応じて「どの程度力を弛めるか」を調節する必要があります。
が、脳にとっては、筋肉を収縮させるよりも弛めるほうが大変な作業のようです。


重力以外にも慣性力や遠心力も使っています。
慣性力というのは、車が急発進したり急ブレーキをかけたりするときに生じる力。

自分のストラムに置き換えると、
指がまだ下に下がりきってない段階で手首は上向きの力がはいっています。
そうすることで指がムチのようにしなり軽い力でも気持ちいい音がだせてます。

遠心力については過去ブログなんかも参考にどうぞ。

まだまだうまくウクレレに置き換えられてないけど、かなりイメージできるようになりました。
自分の奏法を言語化されるととても腑に落ちて、
無意識でやっていたことが理解できると再現率も高くなります。

ぜひ皆さんにも読んでいただきたい1冊なんです。
で、高橋重人さんに勧めてみたらさっそく『買いました!』とのこと。
毎日更新のメルマガで今後登場するかもしれません。楽しみです。

作者の提唱する「音楽演奏科学」。
いろんな人の解釈でウクレレ演奏科学が進歩していったら面白いなと思います。


・重人さんのメールマガジン
http://kadokuratakahiro.blog.jp/archives/52002303.html
・ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム
http://kadokuratakahiro.blog.jp/archives/52138708.html
・脱力につながる省エネ術
http://kadokuratakahiro.blog.jp/archives/52138813.html
・ストラムする際の右手親指の位置について考える
http://kadokuratakahiro.blog.jp/archives/52118532.html