羽生さんは『とりあえずやってみるのが”急がば回れ”の最短コース。』といい
ブルーナさんは『もっとシンプルに。これからも、ずっと力がつづくかぎり。』
で、今読んでいる「幸せの勇気」では
『世界はシンプルであり、人生もまた同じである。
 しかし、シンプルであり続けることはむずかしい』。

『シンプルである』ということと『続ける』ことは僕の人生のテーマです。
ドラマにもなった「昨夜のカレー、明日のパン」もおもしろかった。


2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:618ページ
ナイス数:44ナイス
http://bookmeter.com/u/168044/matome?invite_id=168044

■迷いながら、強くなる (単行本)
一つ一つのコンテンツが短くまとめられていて読みやすい反面、内容は浅め。他の羽生本と合わせて読むといい。成果や結果をきにせずに、とりあえずやってみるのが”急がば回れ”の最短コース。現代が閉塞感を感じやすいのは、大きなフロンティア(未開の地)が見つからないことも関連している。しかし、寿命は短くとも何かしらのアイデアを生み出し続けなければならない。
読了日:9月20日 著者:羽生善治




■昨夜のカレー、明日のパン
登場人物それぞれのわだかまりが少しずつとけてゆく様を読むのが心地よかった。連作短編小説は同じ場面を違った視点で繰り返すから、楽しく読み返している感覚にもなるのも楽しい!加藤さんの言葉「世の中、あなたが思っているほど怖くないよ。大丈夫」にグッときた!
読了日:9月6日 著者:木皿泉




■ミッフィーからの贈り物 ブルーナさんがはじめて語る人生と作品のひみつ (講談社文庫)
シンプルな形、明快な色、親しみのもてるキャラクター。超売れっ子だけど、48才まで会社勤めだったと言うのに驚いた。圧倒的な作品数を誇るブルーナさんだけど、根本の考え方がシンプルでグッとくる。『今日よりもっといいものを。もっとシンプルに。これからも、ずっと力がつづくかぎり。』美術にはずっと苦手意識を持ってるけど、最近ブルーナスタイルにハマっています。そう言えば、新婚旅行でオランダのブルーナハウスにも行ってるし(^x^)
読了日:9月4日 著者:ディック・ブルーナ