2017.4.13に購入したEMB-800P PG Yellow。

EMBとは?

弦長530mm、重さ2kg、
ネック幅やブリッジピッチは今までの
ロングスケールのベースと変わらないけど、
全体的にはかなりミニサイズなエレキベース。
国際的な評価も高い名工、
高橋信治氏のプライベート工房
セイレン弦楽器工房の製品です。

Seilen EMB



ボディ

ピックガード付きのアルダーボディ。
肩とおしりにストラップピンがついてます。
ジャズベタイプのピックアップはオリジナルのもの。
ノブは2ボリューム1トーン。
木目を活かしたボディが多いEMBですが、
ぼくの限定色のイエローはステージ映えしそうです!

EMB PICK UP



ネック

メイプルネックのローズウッド指板 。
21フレットまで。
指板のポジションマークは4弦側についてます。

フレット間隔ももちろんミニ。
ハイフレットでは少しきゅうくつですが、
縦移動が減るのは大きなメリットです。

普通のベースからの持ち替えには
もちろん慣れが必要ですが、
ウクレレベースのゴム弦に比べれば
すぐ慣れると思います。

EMB NECK



ブリッジ

ブリッジだけ見ると普通のベースと変わりません。
右手は普通のベースとほぼ同じ感覚で弾けます。
ブリッジ側の弦が少し細くなっているのがわかります

EMB BRIDGE



ヘッド

Seilenのウクレレと似たヘッド。
こちらもペグ近くで弦が細くなってるのがわかります。

EMG HEAD



ペグ

モバイルベースのために作られた
後藤ガット製の専用ギアペグ。

EMG PEG




特殊なナイロンシルクの芯線に
金属線を巻いて作らたドイツ製の専用弦。
短いスケールなのに重低音を出せる秘密は、
この弦にあるそうです。

EMB STRINGS on nylon
弦の袋にはウクレレベースって書いてあります。

弦の始めと終わりが細くなっているためか、
1、2弦を指で弾くと弦が少し回転します。
ちょっとだけ違和感がありますが、
さわり心地は普通のエレキ弦と変わりません。

2017.4現在、4弦1セットで税込み8,640円。
価格が高いのは仕方がないですね。
今後売れまくって値下がりするのを期待します。


EMB STRINGS



ウクレレとの比較

何と言ってもこのサイズが魅力的。
ウクレレと比較しても全く大きく感じません。

今までもショートスケールのベースはあったけど、
弦から開発して圧倒的な小ささを実現したEMB。
おもちゃ扱いされそうだけど、
この小ささから出る低音を聞けば逆に目立ちそうです。

EMB & UKULELE




エレキベースなので生音はほぼなし。
アンプにつなげれば
その見た目からは想像もできない低音が響きますが、
まだ使用者が少なく、実用例が少ないですね。
普通のドラムセットと合わせて弾いてみたいです。

Roland AC-33につなげて弾いてみました↓
自宅なのでボリューム控えめですが、
イヤホンなどで聴いてみてください。

https://www.instagram.com/p/BTJk7yThxJi/



まとめ

12万円台から売られているモバイルベース。
個人制作家作の楽器と考えれば適正価格だと思います。

まだまだ使用者は少ないですが、
山下達郎バンドでもベースを弾く
伊藤広規さんも使っていることからも
その完成度がうかがえます。

ここまで小さいベースになったのは
ウクレレも作る弦楽器工房、セイレンだからこそ。

このサイズなら、
ベースとアンプを持っても十分移動できるし、
カフェなどで演奏することも多い
今のニーズにもあっていると思います。

リビングに置いておいても違和感なし。
ちょっと弾きたい時にもすぐ手にとれます。

元々ベースを弾いてましたが、
ウクレレを買ってからは
ベースからずっと遠ざかっていました。

でも、EMBを買って約2週間。
毎日少しでも弾いています。
お気に入りの楽器だと毎日さわりたくなるんですよね(^^)


今はCDに合わせて弾いてますが、
誰かベースでバンドに誘ってくださ〜い!


・Seilen Electric Mobile Bass
http://seilen.co.jp/emb-