電車通勤になって
読書量が倍になりました。

中でもピアノ調律師のお話
『羊と鋼の森』が特によかった。
ステージに立つ(座ってるけどw)
ピアニストは一人だけど、
それを支えてくれている
たくさんの思いに気付かされます。
恩田陸の『蜜蜂と遠雷』以来の衝撃でした。

その他全12冊を読んだ5月です。


2018年5月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2487ページ
ナイス数:56ナイス


■紅茶を注文する方法
やる気のない昼下がりに読了。紅茶好きだけど、タイトルにだまされた。内容は何も覚えていないし、役にもたたないけどおもしろい。
読了日:05月31日 著者:土屋 賢二
紅茶を注文する方法
土屋 賢二
文藝春秋
2002-04

https://bookmeter.com/books/460310

■すべてのJ-POPはパクリである (~現代ポップス論考)
翼、希望、夢、桜などのよく使われる歌詞だけでなく、語尾や歌い方の癖まで、よく論じられてるとは思うが、『パクりである』のタイトルには違和感。人格/規格(音楽のスタイル)をもちいた見方はわかりやすくおもしろかった。歌謡曲の考察から大瀧詠一との接点など、幅広い知識も得られた。とんねるずの『情けねえ』がメッセージソング&長渕のオマージュだったというのは、当時小学生だった自分は気がつかなかった(^^;)
読了日:05月30日 著者:マキタスポーツ



■ジャカソロを誰でも弾けるようになる本 ウクレレの人気奏法を定番20曲でたっぷり解説しました! (CD付) (リットーミュージック・ムック)
1曲に一つのジャカソロテクニックを織り交ぜたウクレレ教本。細かいことまでていねいに解説されている。ふめんは色分けもされていて見やすくもあり、圧巻の全20曲収録。
読了日:05月29日 著者:佐藤 雅也



■羊と鋼の森 (文春文庫 み)
ていねいに紡がれる話は読後感もよくとてもおもしろかった。本屋大賞受賞ということで派手なものを想像したが、やさしい文章がいい。去年読んだ恩田陸の『蜜蜂と遠雷』はピアノコンクールだったが、こちらは調律師のお話。どちらも名作です!
読了日:05月28日 著者:宮下 奈都
羊と鋼の森 (文春文庫)
宮下 奈都
文藝春秋
2018-02-09



■るきさん (ちくま文庫)
昔BSマンガ夜話で取り上げられていて、本棚に眠ってた一冊。マンガなんだけど、エッセイを読んでいるようで、時代を経てもあきさせない名作です!
読了日:05月24日 著者:高野 文子
るきさん (ちくま文庫)
高野 文子
筑摩書房
1996-12-01



■これ、いったいどうやったら売れるんですか? 身近な疑問からはじめるマーケティング (SB新書)
サクッと読了。広末の表紙にだまされてしまうが、一応マーケティングの本。読みやすすぎて、この本のターゲットってマーケティングを全く知らない人か、話のタネにしたいな!ぐらいに思ってる人なんじゃないかと思う。あと、ちょいちょいでてくるストーリーが嘘臭い( ´艸`)
読了日:05月21日 著者:永井 孝尚



■茶畑のジャヤ: この地球を生きる子どもたち (鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち)
自分が紅茶好きで、スリランカが舞台ということで手に取った児童書。いじめにあった少年が、祖父と訪れたスリランカで考えをめぐらせていくお話。2009年まで続いていた内戦の歴史も学べて、大人にもオススメします!
読了日:05月20日 著者:中川 なをみ



■結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる
自分の人生を変えてきた人は、必ず自分の夢を語っています。夢とは思い。思いがなければなにも作れない。人間の思いなどなくとも育つのは自然のみ。気分は主体的に選べるということを軸に、すぐやれない理由もわかりやすくまとめられている。がその根底には夢があることが必要だ!
読了日:05月17日 著者:藤由 達藏



■頭のうちどころが悪かった熊の話
おもしろかった。大人向けの寓話って感じで深読みしたくもなるけど、答えがある訳でもないし、サラッと読んで少し引っかかりがあるくらいがちょうどいい。往復の通勤で読了。
読了日:05月16日 著者:安東 みきえ



■シンプルに考える
読みやすい本だし、『シンプルに考える』ということは正にその通りだと思うのだが、それがまた難しいと思った。ビジネスの本質は「ユーザーが本当に求めているものを提供し続けること」。そして、それが何なのか、自分の頭で考え抜くこと。
読了日:05月16日 著者:森川亮
シンプルに考える
森川亮
ダイヤモンド社
2015-05-29



■一流の人に学ぶ 自分の磨き方
一流と二流を比較し、著名人の名言とともに紹介している1冊。あとがきに一流は絶えず勉強を続けているとあったが、あきずに続けられる明確な目標があってこそなんだと思う。でも、その目標が39才になっても定まりません(^^;)
読了日:05月09日 著者:スティーブ・シーボルド
一流の人に学ぶ 自分の磨き方
スティーブ・シーボルド
かんき出版
2012-03-19



■超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)
タイトル通りのブラックユーモアあふれる短編集。通勤時にサクッと読了!オチがよめちゃったのもあったけど、どれもおもしろかった!
読了日:05月02日 著者:東野 圭吾